オープニングで司会の小倉智昭が「朝青龍の引退はあとでやりますが、きょう(2010年10月4日)は他に話題が3つあります」と始めた。
まず、20歳の宮里美香がゴルフの日本女子オープンを制した。初優勝がメジャー、それも平成生まれでトーナメント勝利は初という快挙だ。
小倉「彼女が小さい時から、『とくダネ!』は注目してまして」と、15歳の時の映像が出た。「14歳 のとき、アマ選手権で諸見里しのぶを破って優勝して、ジュニアにも勝って、女子オープンとこの3つ を勝ったのは、宮里藍と諸見里と3人しかいない」
彼女は日本を飛び越えて、08年にアメリカでテストを受けてツアーデビューしている。昨年は賞金ランキングで40 位台、 今年は20位台。アカデミーに入ってウエートトレーニングなどに励んだという。
小倉「腕立て伏せなんか1回もできなかったのができるようになって、飛距離も10ヤード伸びたとか」
この大会、昨年は最終日トップスタートだったが崩れて6位、その悔しさを晴らした。ウイニングパットも「お先に」と入れちゃって、ギャラリーは「エーッ」と少し驚いたが、その意味わからず。
「だって勝ったの初めてだったから」とは初々しい。
マートン、イチローどっちが凄いか
2つ目のスポーツの話は、阪神のマートンの210安打。これはイチローの持つ最多安打記録(1994年)と並ぶ快挙。今年は200安打が3人いるが、小倉は「この人がすごいのは、右バッターなんですよ。イチローは左バッターだから1歩先に出られる」
イチローの記録は内野安打が33本だが、マートンは19本。それだけ本物のヒットが多いわけだ。ただ、イチローは130試合の時の記録で、現在は144試合。きのうが141試合目だった。
「しかし記録は記録。あと3試合でどこまでいくか、楽しみ」と小倉。
小倉があげた3つ目が競馬。パリで行われた凱旋門賞でナカヤマフェスタが2着になったというニュースだ。小倉は「またまたの2着でした」とため息をついたが、キャスターの笠井信輔も中野美奈子も意味がわからず。
小倉は蘊蓄を傾けて、凱旋門賞がいかに凄いか、日本の名馬がどうしても勝てないなどを延々と語ったあと、笠井に「知らないでしょう?」
笠井「申しわけないですが、ナカヤマフェスタと聞いて、何かのお祭りかなと思った」(笑い)