どこで何やっているのか!?外務省「中国のプロ」たち

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「同じ場所に行くわけでしょね、首脳同士もっとできないんですかね。当事者同士はともかくその周りとか…」

   4日からブリュッセルで開かれるASEM(アジア欧州会議)首脳会合に向かった菅首相、中国の温家宝首相も出席する。

   尖閣諸島沖の衝突事件。司会のみのもんたがこう呟いたが、日中首脳同士の話し合いの予定はなく、こう着状態のまま解決の目鼻は立っていない。

「チャイナスクール」首相官邸と綱引き

   みのが「どうですか外務省は?」と、今回も存在感が全く見えない『外交のプロ』たちについて取り上げた。TBS解説室長の杉尾秀哉は「そこなんですよね。それが日本と中国の間にいまパイプがないといわれていることの裏返しなんですよね」

   国際金融アナリストの末吉竹二郎が次のように怒りをぶちまけた。

「一番驚いたのは、プロの外交官の人たちが、日中関係でどういう事態を予想して、どういう準備をしてきたのか不思議でならない。準備があったとは見えない対応ですよね」

   杉尾「今回、外務官僚が外されていて、外務省が心ならず思っているという話がありますが、外務省と官邸が綱引きしている場合でないと思うのですが」

   番組がここまで触れるなら、外務省内でチャイナスクールと呼ばれ中国担当のプロたちを取材し、彼らが何を考えているのか踏み込んでもらいたかった。人脈も経験もないのに官邸主導もヘッタクリないと思う。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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