誰も信じない「政府と無関係」「親書ない」―バレバレ細野豪志訪中

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   民主党・細野豪志前幹事長代理の北京訪問が憶測を呼んでいる。「尖閣問題」の折、日中関係の修復を探る首相特使ではとの見方もあるが、細野議員本人は「会談相手や内容について明らかにしていない」(ナレーション)。番組が取材した民主党関係者によると「総理の親書を持って行った」

中国外務省が出迎え

   記者団に囲まれた菅首相は「承知していない」と、中国行きすら知らない口ぶり。前原外相も「行くことは聞いていた。政府とは全く関係ない。親書を持って行ったということは100%ない」と距離を置く。

   MCみのもんたが「総理も外務大臣も知らないと言う。細野議員が勝手に遊びに行ったのか」とTBS北京支局長に尋ねる。支局長は「政府と党とは別々」という考え方に立っているのだろうと言いつつも、「中国外務省の人が出迎えており、政府が絡んでいると見られる」とし、こう危惧する。

「二元外交の批判にもつながる。やり方を間違えると交渉が複雑になって、うまくいかなくなる危険性がある。密使とはいえ、(細野議員が)来ていることがわかってしまったので、どう対応して行くのか、菅総理は違う問題を抱えてしまった」

   みのが「やっぱり動きがあるんですね」とコメント陣に水を向けると、北川正恭(早稲田大学大学院教授、元三重県知事)は「バレる、バレないの結果は別にして、多チャンネルでやらないと。外交はリアリズムだから、最大限の努力をする必要がある」とまとめた。

   いつ、どんな形で着地するのだろうか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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