金ジョンウン後継決定「世襲じゃないとあの国は崩壊」(元専属料理人)

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   北朝鮮の後継者が決まった。金正日総書記の三男、ジョンウン氏がきのう(2010年9月28日)「大将」の称号を与えられたのに続いて、労働党代表者会と党中央委総会で中央委員と中央軍事委員会副委員長に選出された。

   名前が公式に伝えられたのもこれが初めてというのに、軍事委のナンバーツーだという。20代後半というだけで、写真も少年時代のものしか明らかになっていない。ジョンウンと接したことがある唯一の日本人、藤本健二氏が「スパモニ」で実像を語った。

コクヨのノートで漢字練習

   藤本氏は1982年に寿司職人として北朝鮮にスカウトされた。88年からは金正日の専属料理人として過ごし、ジョンウンの少年時代を知っているという。藤本氏が金ジョンウンに初めて会ったのは90年、 ジョンウンは7歳だったが、手を差しのべたらにらみつけられ、すぐには握手しなかったという。

「お兄さん(正哲氏)はすぐ握手したのに、性格は全く違いますね。正反対というか。お目通り(??)してしばらく後、官邸の庭で凧揚げをしていたがうまく揚がらず、私がアシをつけてやったら揚がった。これで少し心を開いてくれたんではないか」

   赤江珠緒キャスター「金総書記は3人の息子のなかで、ジョンウン氏をいちばんかわいがっていたんですか」

「そういうことはなかった。ただ、遊び方が違った。ジョンウン氏はつねに中心になっている。お兄さんは後ろをついていく」

   一般の子どもたちとは接触せず、招待所に家庭教師が来て午前中は勉強をしていた。日本語はできないが、コクヨのノートで漢字の練習をしてるのを見たことがあるという。

   バスケットが好きで、試合が終わると正哲はチームに「ご苦労さん」で終わりだが、ジョンウンは反省会で「あそこがどうだった」などと叱りつけた。「年上の子どもたちをですよ。それを総書記は見ていますからね」(藤本)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト