「伊達公子」辛い思い重ねて強くなる40歳 「格上」「若手」退けたハングリー

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   テニスのクルム伊達公子が快進撃を見せている。東レ・パンパシフィック・オープンで、おととい(2010年9月27日)は世界ランク15位のシャラポワ(23)を、きのうは29位のハンチュコバ(27)を破り、ベスト16へ進んだ。2人とも67位の伊達から見れば格上、しかも10歳以上若い選手である。お見事というしかない。

「東レ・パンパシ」ベスト16

   きのう40歳の誕生日を迎えた伊達は、東京・有明コロシアムの観客から「ハッピー・バースデー」の祝福を受け、「これからもチャレンジを続けていきたい。末長く見守ってください」と笑顔で応えた。

   伊達が好成績をあげている要因について、この大会のアドバイザーを務める杉山愛(35)はこう話す。

「誰よりもハングリーだ。辛い思いをたくさんしてきている。継続することはたいへんだけど、気持ちの強さを持ち続ける選手が頑張れる。笑顔が増えてハッピーそうだ」。

   VTRを見ていたコメンテーターの川戸惠子(TBS解説委員)も「衰えを知らない。ますます強くなっている」と激賞する。

   「アラフォーの星」はベスト8進出をかけて今日、2010全仏オープンの覇者で世界ランク8位のスキアボーネ(30)と対戦する。MCみのもんたは「大丈夫。いけますよ」

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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