ご当地B級グルメの祭典「B-1グランプリ」の話題を、番組はここ最近何度となく取り上げてきたが、グランプリ獲得料理の「甲府とりもつ煮」と、準グラの「ひるぜん焼きそば」(岡山県の蒜山)のスタジオ試食会が今日になって、やっと実現したのだった。
「味付けが濃いからお酒のつまみ」
グランプリ獲得を機に、爆発的大人気が続いているというとりもつ煮。だが、小倉智昭キャスターの食いっぷり――背をまるめて、イカスミ色のもつをしょぼしょぼと口に運ぶ――はみすぼらしく、いかにもおいしくなさそうだ。
秋田育ちのオグラは「とりもつ煮は、子供の頃から親がよくつくってくれた。目新しい感じがしない」と、まずは「ご当地」度へのクレームから入り、「味付けが濃いから、お酒のつまみにはいいのかな」と熱意のない感想。美食家・オグラ好みの味付けではなかったようだ。
さらに「あくまでもB-1(B級)だから、食った瞬間『こりゃあ、ウメエ』ってもんじゃない」とダメを押していた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト