民主党の「挙党態勢」が早くも崩れそうだ。カギと見られていた幹事長に、「反小沢」を鮮明にしている岡田外相が決まったからだ。
岡田起用について菅首相は、「難しい時期の党務を任せるのに信頼できる人だと思ってお願いした」と述べ、岡田外相は「政権交代をさせて頂いた国民の気持ちを考えたら断れない。天命でしょう」と引く受ける意向を示した。
この菅政権による『脱小沢路線継続」のメッセージに、小沢グループから反発の声が上がっているという。その代表格の松木謙公議員は「挙党体制という話をずっとされてきたが、その辺はまだ見えてこない」と反発している。
対中国どうする?強気の前原外相
日本テレビ政治部の青山和弘記者は「党運営のやり方次第では民主党分裂の可能性も出てきた」と見る。司会の加藤浩次は「シッ、シッ」と手で払いのけるしぐさをしながら、「その辺のことはもういいですよ。もういい」とうんざり顔。
キャスターのテリー伊藤は「岡田さん適任じゃないですか。幹事長職はお金を扱う。岡田さんは原理主義といわれるくらいお金にしっかりしている。外務大臣は前原さん(国交相)ですか、強気だから中国の問題をどうするか。ちょっと注目ですね」と評価した。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト