押尾求刑6年「ズバリ軽い」 元検事が示した理由

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   保護責任者遺棄致死など4つの罪に問われた押尾学被告に対する検察側の論告求刑は懲役6年だった。番組によれば、検察側が「6年」とした理由は「死人に口なしと死人に責任をおしつけている。自己保身のために女性を見殺しにして極めて悪質。反省の情も皆無」。

   一方、弁護側は「MDMAは女性が持参して自分で服用した。被告に保護責任はない。心臓マッサージなどをしており遺棄罪も不成立」と主張する。

では何年が適切?

   スタジオゲストの若狭勝弁護士(元東京地検公安部長)は、懲役6年の求刑について「ズバリ言うと軽い」と述べる。若狭は、女性が自らMDMAを服用して体を悪くした事情は否定しがたいとして、軽めになったのでは、と推測しながらも「自ら服用したかもしれないけれど、1人の命と天秤にかけた場合、命の方を重くしてしかるべき」と述べた。では何年が適切なのか、MCみのもんたが尋ねるかと思ったら、それはなかった。

   番組は、これまでの公判を振り返ってみせるが、証言の質、量とも検察側が優勢のような気がする。保護責任者遺棄致死に関して「無罪」という弁護側の言い分は認められないのではあるまいか。検察側が指摘するように、被告は先ず119番通報すべきだった。

   判決は9月17日午後に言い渡される予定。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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