運動会シーズンを控え練習に励む児童・生徒が熱中症で倒れるケースが相次いでいるが、静岡県伊東市の小学校でも同じようなことが起きた。
熱中症の『危険』信号が出ているのに、なぜ状況に合わせた適切な対応が取られないのか驚く。
病院に
で、運動会シーズンを迎え学校がどんな熱中症対策を、と番組が取り上げたのだが、コメンテーター、司会者も脱線に次ぐ脱線。『注意』信号が……
問題の学校は伊東市立西小学校。猛暑日の13日9時半からグラウンドで運動会の練習中、2~6年生の児童34人が吐き気など熱中症の症状を訴え病院に運ばれた。
番組によると、この日伊東市の9時半の気温は31.7℃あった。学校でも、始まる前に水分補給をすること、練習を20分やり、5分休んだ後また20分練習するなど熱中症対策を取っていたという。
ところが練習を始めてわずか15分で次々と熱中症を訴える児童が相次いだ。
こうした児童・生徒の熱中症は9月に入って全国で相次いでいる。
全国の公立小中学校冷房普及率は約1割足らず。猛暑対策として授業時間の短縮や冷水器、製氷機を設置する学校もあるのだが……
運動会の練習となるとグラウンドでやる以外にない。静岡県の高校では6日、体育の授業中に女子生徒16人が、同じ日に千葉県の中学校でも体育祭の練習中に生徒26人が、いずれも熱中症で病院に搬送されている。
で、スタジオではどんな対案が出てくるのか。
司会の加藤浩次の「どうですか」という問いに、ワタミ会長の渡邊美樹が発したコメントは……
「冷房だけの問題ではなくて、初等、中等教育はGDP(国内総生産)の2.7%で最低。教育にもっとお金をかけないと。良い教師の人材をもっと……」
これには加藤も「それは分かるんですが、熱中症は?」。それでも渡邊は「まずは耐震設備、その次に冷房」??
これに加藤はプッツンしたのか「授業時間の短縮って、先生がしんどいからということではないんですか?」と。
せっかくの番組が暑さで蒸発??