朝日新聞と蚊が狙い撃ち 秋のみのもんたピンチ

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   MCみのもんたが、朝日新聞を恨んだり持ちあげたり、変わり身の早さを見せたが……。

   井上貴博アナが紹介した記事は――猛暑と降水量の減少で、この夏の蚊は幼虫の段階で死んだ。が、暑さが和らいで雨量が増えれば通常どおり成長する。専門家は、夏に蚊に刺される機会が少なかった分、秋以降は蚊が増えたように感じる、と述べた――

秋に復活

   記事には「蚊にさされやすい人」が別枠で添えてあり、「飲酒後の人、太った方、色黒の方」と井上が読みあげる。3つとも、みのの特徴に合致していて、コメンテーター陣から笑いが漏れる。

   「ちょっと、何新聞、これ」と、みの。「朝日新聞でございます」と井上が告げると、みのは「朝日、狙い撃ちだな」と叫ぶ。

   「こちら注目してください」と井上が指差す先に「この秋 蚊ゆいかも」の見出し。これに対して、みのが「おもしろい。さすが朝日だね」と言うと、井上は「コロッと2秒前と違いますね」と返す。とまあ、こう伝えると、みのの反応は自然のように思えるが、実は少し違う。

   記事紹介に入る前、よせばいいのに、みのが「非常にこれ、やりたかったの。ボクがそうなんだよ。何人いても、いちばん蚊に食われるのがボクなの」と井上に語りかけたのである。「お芝居」であることを事前にばらしてしまったのだった。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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