「京都・嵐山」中国人観光客歓迎…でもマナー知って!

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   大挙してやって来て、景気よく買い物する中国人観光客。10月には日本政府観光局の誘致で1万人が一挙来日するという。

   デフレ不況が続く中で有難いお客さんだが、一方でマナーの違いからトラブルも急増中だ。どんなトラブルが起きているのか…。

(中見出し)割り込み、トイレ、素手で生鮮食品

   困った「マナー勘違い」にはこんなものがある。

★中身を確かめようと陳列商品の包装を破って開けてしまう
★行列に平気で割り込む
★生鮮食品を素手で触れる
★トイレで使用済みのトイレットペーパーを便器に流さずゴミ箱に捨てる
★富士山5合目にある簡易郵便局で、前払いの絵ハガキを勝手に持ち出してどんどん書き込む。なかには書き損じてポイ捨て。

   これには習慣の違いもあって、一概にマナーが悪いとは決め付けられない。中国の事情に詳しいジャーナリスはこんなふうに言う。

   「中国の地方ではまだ下水道が完備していないので、トイレットペーパーを流す習慣がない。使った紙はその辺に捨てたりするのが常識で、流すのは非常識という。

   行列の割り込みについても、中国人は行列にあまり従わない。人口がすごく多い競争社会。行列に従っていては手に入らないことが現実に起こる」

   昨年5万人の中国観光客が訪れたという京都の嵐山地区では、そんなトラブル解消のために中国人留学生を招いて勉強会を開いたり、中国観光客への対応ガイドブックを作ったりした。

   それでもスタジオでは、司会の加藤浩次は「みんなが並んでいるところへ割り込むのは悪いことぐらい分かるだろう」

   これに漫画家のさかもと未明が反論した。

   「文化の違いは、いろんなところで違うのは当たり前。悪気なくやっていることを皆で認知して、コミュニケーションをとれば何の問題もない。ビックリしないことですよ」

   大事なお客様、おっとり構えることが必要だというわけか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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