「会社のお局が自分にだけ冷たくする」「部下のほうがボーナスが多かった」
そんな愚痴を電話でただ聞いてくれる「愚痴ビジネス」が増加しているそうだ。番組によると、ある会社の料金は10分間1000円。なかには7時間、4万エンのおカネを払った人もいるという。
「ただ愚痴聞いてもらうのにカネ払うの。だったらキャバクラ行けば酒も飲めるんじゃないの」とかなんとか、司会の小倉智昭がいかにもリアルなコメントしそうなネタだなと視聴者的に予想していたが、本人は意外にも「ボクも愚痴聞いてもらおうかな」と言い出した。
「毎朝この放送が終わると、『ゲゲゲ』が……、なんでこんなドラマ強いのって、愚痴を」
「とくダネ!」のウラでやってるドラマで「ゲゲゲ」となると、朝8時から15分間放送されているNHKの連続ドラマ小説の「ゲゲゲの女房」を指すらしい。
アキレス・オグラの泣き所はやはり視聴率だった。
しかし、仕事とはいえ、毎朝オグラのオープニングトークを聞かされ、この番組を2時間見続けなければいけないというのも、ときどき泣きたくなってくるものだ。たまに、テレビ見てテキトーなこと書いてカネもらえるなんてうらやましいわ――なんて宣うオグラな知人がいたりしますが、実際にはいろいろと、そんなに簡単なモンじゃあございません。すいません、つい愚痴ってしまいました。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト