一緒にクスリを飲んだ知人女性の容体が急変したのに救急車を呼ぶなどの適切な処置をしなかったとして、保護責任者遺棄致死罪などに問われている押尾学被告。番組は第2回公判の模様を詳報していた。
元交際相手の女性が被告の「前科」を語り、現場にかけつけた元マネージャーが身代わりなど隠蔽工作を持ちかけられたことを証言。
「証言者の話を聞く限り、まあサイテーの男だな」
「そこまで卑劣な奴なのか」
司会の小倉智昭も遠慮なく被告を評価した。
隠蔽や後ろめたいことを持ちかけるときには、オレの知り合い、バックの人脈が助けてくれるから心配ない――などと示唆していたらしい被告だが、現状を見る限り、そうした「大物」たちは結局たいした助けにならなかったようだ。
それどころか、芸能人の犯罪には付き物の「アイツは本当はいい奴なんだ」的に弁護してくれるお仲間すら、ろくに出てこない。どこに誤算があったのだろうか。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト