番組スタートで流れたのは、きのう2日(2010年9月)に行われたお笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(39)とタレントの木下優樹菜(22)の結婚会見模様―。年齢差17歳ということで突っ込みあり、爆笑ありのやり取りが続いたが、スタジオのMC加藤浩次、キャスターのテリー伊藤がしきりに感心したのは、優樹菜の奔放で、ユーモアあふれる受け答えだった。
子どもは3人。でも「パパ似」女の子かわいそう
爆笑会見の主役は完全に木下優樹菜だった。プロポーズされたときの感想を聞かれると、「世界でいちばんユキナがいま幸せなんじゃないかって、ちょっと調子に乗りました」とさらりとのろけて自然体だ。以下、質問ラッシュと木下優樹菜との一問一答。
――ユキナさんから見たら、藤本さんは野獣ですか、王子様ですか。
「すっごくブチャイクな王子様です」
これには報道陣も大笑い。
――藤本さんの魅力は
「まったくタイプじゃないし、恋愛対象じゃなかったんですけど、一緒にいるとすごく居心地良くて……。アッ、これって別に魅力というわけじゃないか」
――子どもは何人ぐらい?
「3人。心配なのが、女の子って『パパ似』になるって言うじゃないですか、ちょっと女の子でパパ似になったらかわいそうなので、最初は男の子がいいかなと思います」
――けんかはしますか
「しますけど、すぐ泣くんですよ、トトちゃん(藤本敏史)。『泣けばいいと思ってんじゃねーよ』って言います。本当にそう思ってるのかなと思うほど『ごめんなさい』って言うので、その件に関しては話し合っていこうと思います」
スタジオでVTRを見ていたテリー伊藤は「最高の記者会見でしたね。いやあ、いいわ。人間性がいい。良くあんないい子つかまえたね」と手放し。加藤も「木下は勇気与えたよね、中年のオッサンに」とこれまた愉快そうであった。結婚生活も完全に木下が牛耳るのだろうけれど、案外その方がうまくいくものじゃないかな。
文
赤坂和郎| 似顔絵 池田マコト