「男が元の彼女を刺す事件、最近多いですね。依存度の強い男の犯人像が往々にしてありますね」
内科医でタレントのおおたわ史絵がこう言うる
31日未明、愛媛県松山市の路上で、飲食店の勤めを終えた24歳の女性が待ち伏せていた男に刺され重体となった。
警察が女性宅に駆けつけたところ、女性の母親も部屋で刺されており死亡、男が部屋で自ら腹を刺し倒れていた。
調べに対し、男は「母娘を包丁で刺した」と話しているが、その一部始終を3歳になる女性の長女が目撃していたという。
刺された女性によると、男は「元カレ」だという。女性は昨年、前夫と離婚した後この男と交際、一時は松山市内のマンションで娘と3人で生活していた。
ところが、男が暴力を振るうようになり、女性の身内が入って男と別れさせたという。この身内が女性の母親かどうかは分からないが、男は別れたあとも、毎日のように勤務先のことを報告するよう強要したり、女性を付け回していたという。
思い入れを持ち過ぎ
おおたわ史絵は「最近こういう事件が多い。相手に対しても、その家族に対しても思い入れを持ち過ぎている。そういうタイプの人間が多い。職業を持たない、自分の基盤を持たない、依存度の強い犯人像がある」と、犯人の男を分析する。
これにテリー伊藤は「相手を分析するよりも、早め早めに自分の身は自分で守る、早めに警察に言う。自己防衛しないとまた事件は起きますよ」と話した。
しかし、早めに持ち込まれても警察にも対応に限界がある。交際相手をよく知らずに簡単にくっ付く女性のほうにも問題があると思うのだが……。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト