小木逸平アナが「きょう、戦後最高といわれたあの年を超えるかもしれません」と6、7、8月のカレンダーを出した。
ズラッと赤くなっている日付は、気温が25度 を下回らなかった日、つまり熱帯夜で、数えるときのう(30日)までで47日。1994年とタイ記録という。今日も熱帯夜なら新記録というわけだ。
熱帯夜も新記録
「1994年はどんな年だったでしょう」と小木。
戦後最高の猛暑の年で、気温が平年を1度から2度上回った。四国の早明浦ダムが干上がって、水没したかつての役場が現れた映像を覚えている人もあろう。各地で給水制限、水不足で、ミネラルウォーターが定着した年ともいわれる。
役所から「クーラーは贅沢品」といわれてとりはずした生活保護を受けていた女性が、熱中症で病院に搬送されたり、猛暑でエサ不足になったクマが人里に現れて危害を加えたりと話が及んだとき、クマが出没した現場をルポする所太郎レポーターの映像が登場。小木が「懐かしい」(大笑い)
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)「水不足、水不足といっていたのを覚えてる」
小木「それがいまタイ記録なんです」
その年の8月の平均気温は最高32.9度、最低25.9度だった。では今年はというと、最高が33.4度(+0.5℃)、最低が27.0度(+1.1℃)と、これまでの最高をかなり上回っている。
小木が「観測史上、最も寝苦しい夏になったのは間違いない。問題は今後です」と続け、 きょうから1週間の予想を出した。最高気温は33度、34度、最低気温も27度、26度で、少なくとも来週の月曜日までずっと熱帯夜だ。
鳥越「日本は温帯地帯ですが、実はもう亜熱帯になったといわれてるんですよ」
小木「そんな感じですね。また、94年と同じく、翌年の花粉がすごくなりそうです」
上宮菜々子アナ「ウワーッ、それきびしいですね」