東大阪市で幕末生まれ149歳が戸籍上は「生存」していることがわかったのに続いて、きのう(25日)は大阪市で安政生まれの152歳が「生存」していることになっていた。
152歳は1857年(安政4年)生まれ。佐々木亮太アナが「ということは、あの方に会っているかもしれない」と出した写真が坂本龍馬。東ちづるが大喜びだ。
龍馬はこの年21歳で、千葉道場で剣術の修行中だった。そして脱藩して、神戸海軍操練所、亀山社中の結成、薩長同盟と進んで、暗殺された年が1867年(慶応3年)。大阪の男性は10歳だったことになる。
三重では黒船6年前の163歳
驚くのは、大阪市では152歳が特別なケースではないということだ。120歳以上が5125人もいて、うち140歳以上が79人。東大阪市でも120歳以上が228人いることになっている。
東「除籍されていないということ?」
赤江珠緒キャスター「知り合いのおばあさんが100歳で、市役所で『まだ上の人が何千人もいます』と言われて、多いんだなと思ったと言ってました」
いやいや、まだいます。三重県の163歳女性は「黒船の6年前」、愛知県高浜市では142歳女性、松阪市147歳男性、大阪・柏原市150歳……。続々と明らかになっている。
コメンテーターの鳥越俊太郎「死亡届が出ていないので、戸籍だけ残ってるんだね。そのうち200歳が出てくる」(笑い)
住民基本台帳は総務相、住民登録の抹消は自治体、戸籍は法務省という縦割りの結果だ。自治体は生存の確認をしたうえで、法務省と協議することになるのだそうだ。
鳥越「住民票はないのか」
佐々木「住民票はないが、戸籍上残ってしまう」
やくみつる「戦争もあれば、大地震もあった」
鳥越「外国からいわれているように、日本はウソついていたわけだ」
120歳以上がごろごろいれば、平均寿命だって伸びる。