「大好評企画」と葉山エレーヌが自画自賛して「世界の傑作コマーシャル」を取り上げた。
数人の男が立っているエレベータの中。突然、プー、プー、プーという音が響いて顔をしかめる男たち。ところが、日本人らしき男が気付いたふうにポケットから携帯電話を取り出し、「ハイ、もしもし、これから伺います」
オナラかと思ったら携帯電話の着信メロディだったというわけだ。周りの男たちがホッとしたところで、電話の最中に今度は本物の「プー」
日本の男とオナラのイメージが海外で定着しているのかどうかわからないが、これウクライナで放送された「面白着信サイト」のコマーシャルだった。
神父卒倒させた美女のキツイ口臭
教会の神父の前で美女が懺悔。「神父様、罪を犯しました」と言って、「ハ~」と大きくタメ息。あまりにキツイ口臭に卒倒し神父は、美女に「アベ・マリアを3回唱えよ」と言って差し出したのが「スターズ・ガム」
セルビア共和国で放送された口臭予防のガムのコマーシャルだった。
東大教授のロバート・キャンベル「僕が面白かったのは、一番おカネをかけていない『面白着信メロディ』。日本人が悪いイメージで登場していたけど…」
これらのCMに比べて、少しは工夫したらとあらためて感じるのが日本のテレビコマーシャル。ドラマ性が全くなく、ただ美女を前面に出したコマーシャルが相変わらず多い。いくら美女でも繰り返されると、5回目に飽きがきて、10回目以上になると嫌悪感も。そんな反省なのか、最近はやたらと子供を使ったコマーシャルが目立つのだが、そのうち飽きられるだろう。