目指すは「高福祉・高負担」か「低・低」か「中・中」か―長妻厚労相に迫った

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長妻「選択する時期に来ている」

   玉川は長妻大臣に「日本はどこを目指しているのか」と聞いた。低福祉・低負担のアメリカ、高・高のスウェーデンとの間に、中・中のフランス。日本の現状はフランスよりちょっと低負担という位置だ。

   長沼は少子高齢化がいかに急速に進んでいるかを図で示した。以前は年金は1人の受給者を5人の現役で支えていたが、いま3人になり、2050年には1人になる。

   「いまのままの小さな政府で乗り切るのは難しい。税制の改革をやらないといけない」と長妻は言う

   玉川「税がどう使われているかに疑問がある」

   長妻「ムダをなくすこと。これを実感すれば、増税も理解してもらえるはず」

   キャスターの赤江珠緒「民主党としては、高福祉高負担を目指すのか」

   長妻「家族のほころびはあるが、まだ機能している。家族でできないものは社会がやることに徐々になっていくだろう」

   玉川が朝日新聞の調査結果を示した。大きな政府58%、小さな政府32%。「国民は わかっている。高負担になっていくんだろうなと」

   長妻「どういう社会を了解してもらえるか、国のあり方を選択する時期に来ている。与野党で議論していきたい」

   赤江「税金の無駄遣いをなくすのは当然だが、これだけでは無理では?」

   長妻「高齢化で毎年社会保障の自然増が1兆円あり、無駄遣い削減だけでは無理だ。政府がきちんと使っていると理解されないといけない」

   長妻大臣は来週の月曜日にも出演するという。この話はまだ続く。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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