鳩山前首相「外交に意欲」って…議員辞めるんじゃなかったの?

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   鳩山由紀夫前首相が外交活動に力を入れているという。朝日新聞の記事を井上貴博アナが説明する――(8月)18日に3日間の中国訪問を終えて帰国、9月上旬には菅首相に代わってロシアを訪問する予定。外交面で総理を側面支援する狙い――。

「人脈役立たせたい」

   前首相は「首相時代の人脈を役立たせたい」と、「やり残したテーマとして領土問題に関わってみたかった。メドベージェフ大統領との間でしっかりと議論し、道筋を少しでも広げてまいりたい」と話しているようだ。

   コメンテーターの北川正恭(早稲田大学大学院教授、元三重県知事)が言うように、前首相の祖父・鳩山一郎は総理時代に日ソ共同宣言を発表、国交を回復した。だから、由紀夫がロシアとの交渉に意欲を見せるのは分からなくもない。

   しかし、どうして首相時代に積極的に取り組もうとしなかったのか。また、総理退陣にあたって、今期限りでの政界引退を表明しながら、時をおかずに撤回をほのめかすなど、相変わらずの浮遊ぶりだ。

   「普天間」でもミソをつけた。そういう人物を頼りにする菅直人首相の対応も疑問がある。代表選での力添えを期待してのことかもしれないが……。

   MCみのもんたは「(領土問題の)進展に関しては頑張ってもらいたい」と話すが、遅過ぎるだろう。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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