福山雅治人気で好調を続けてきたNHK大河ドラマ「龍馬伝」もさすがに息切れ気味なのか、視聴率をジリジリ下げはじめた。その一方で、ますます快調なのが朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。いまや、唯一の視聴率20%超え番組になっている。9月いっぱいの放送(9月25日終了)だが、妖怪ブームが去って夫の茂(向井理)がスランプに陥ったり、娘の結婚をめぐってギクシャクしたり、「ゲゲゲの鬼太郎」が再びブームになったりと、まだ1か月は人気が続きそうだ。
こうなったら、「ゲゲゲ」に乗らない手はないというわけか、8月21日(2010年)放送の「第42回思い出のメロディー」(午後7時30分)も、「ゲゲゲ」が『大活躍』する。まず、司会は「ゲゲゲ」の女房役・松下奈緒で、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌を熊倉一雄が歌う。
「ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
朝は 寝床でグーグーグー」
というあれだ。作詞は漫画原作の水木しげる、作曲はいずみたくである。
今年の「思い出のメロディー」では、「ゲゲゲの鬼太郎」だけでなく、いずみたくの生誕80年ということで「特集コーナー」を組んだ。中村雅俊が「ふれあい」、今陽子が「恋の季節」、由紀さおりが「夜明けのスキャット」を歌う。このほか、アダモが来日して「雪が降る」を歌うなど、例年以上に懐かしい曲が並びそうだ。(テレビウォッチ編集部)