【試合短評】早実敗れる 1回4四球で無得点、15残塁の拙攻

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8/17 第2試合▽3回戦▽早稲田実 6-10 関東一
早|000 200 103|6
関|003 020 41X|10

    15年ぶりの東京勢対決は大荒れだった。関東一が守勢から一転して攻勢に転じたのは3回裏。山下の2点本塁打など長打で3点を先制し、5回にも本間の三塁打で2点を追加し優位を不動のものにした。先発白井は14安打を浴び、10四死球と苦しんだが、気力で170を超える球を投げ切った。早実は序盤の逸機が響いた。1回は4四球に恵まれながら併殺もあって無得点。2、3回も後続が凡退。痛かったのは3番安田の不振で、得点機に5度も立ちながら外野へ全く打球が飛ばなかった。残塁15が拙攻を示している。

菅谷 齊


菅谷 齊(すがや・ひとし)プロフィール
1943年、東京生まれ。法政大学卒。法政二高硬式野球部時代に甲子園で夏春連覇(1960,61年)を経験。共同通信社ではプロ、アマ野球、大リーグを主に担当。84年のロサンゼルス五輪特派員。プロ野球記者クラブ、野球殿堂入り選考の代表幹事を務める。野球技術書など著書多数。現在、日本記者クラブ会員(会報委員会委員)。

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