9月代表選「中央突破」狙う菅首相 世論の「小沢警戒」で強気に

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   菅直人首相は9月の民主党代表選で再選された場合、「脱小沢」路線を継続する方針だという。朝日新聞1面の記事を井上貴博アナが紹介する。

   小沢前幹事長が「政治とカネ」の問題で世論の反発を受ける中、首相は「小沢抜き」を得策と判断したらしい。

朝日新聞調査で「距離おけ」7割

   MCみのもんたが「小沢さんは国会での釈明は一切しない?」と、杉尾秀哉(TBS解説委員室長)に尋ねる。

   「今のところするつもりはないみたい。菅さんも後押ししていない」と答えた杉尾は、「現実問題として、検察審査会にかかっていて強制起訴もあり得るから、小沢さんも身動きとれない」と説明する。

   井上によると、朝日新聞の世論調査の数字が首相を強気にしているようだ。

   世論調査では「菅首相は小沢氏と距離をおいた方がいい」が69%、「小沢氏が党内で影響力を強めるのは好ましくない」が78%に上ったという。

   検察審査会が判断を下すのは代表選後だと見られているし、世論も「小沢嫌い」の向きが多いようだし、首相が意を強くするのもムリはない。

   しかし、代表選の行方そのものが予断を許さない。「戦いの夏」で、関係者は一層ヒートアップしていることだろう。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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