仙台・教諭殺し 元同僚「殺害『依頼』じゃなく『促された』」と不思議な供述

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   仙台市の私立高校教諭殺害事件は、容疑者3人が逮捕されたが、いくつかのナゾは残されたままだ。たとえば、被害者の男性教諭(56)は3月にも襲撃されて頭蓋骨骨折の重傷を負ったが、「バスを降りた後、側溝に落ちて頭をケガした」と釈明して警察に届け出なかった。また、犯行を指示した不動産会社役員(38)と実行犯とされる寿司店主(27)は、学習塾の講師と教え子、大家と店子という間柄だったが、なぜか簡単に指示に従った。

   これらについて、番組はおなじみの若狭勝弁護士(元東京地検特捜部副部長)に推理させる。

   まず教諭が言いつくろったのは、「身近な者が襲ったのではないかと思った。殺そうとして襲撃されたとは思っていなかったのではないか」と推測する。

   寿司店主が会社役員の言うことを聞いたのは、「金の問題。会社役員が多額の援助をしてくれて、それをチャラにしてやるとか、今後、多額の支援をしてくれるということと引きかえにして今回の犯行にいたる可能性はある」

   いずれも可能性の段階だが、そんなところではあるまいか。

   もう1人の容疑者である教諭の妻(44)は「一切、関係がない」と容疑を否認しつづけているようだが、会社役員は「教諭の妻から殺害を促された」と供述したという。

   TBS解説委員室長の杉尾秀哉は「殺害を促されたというのは微妙。依頼されたとかの表現じゃない。警察は共謀共同正犯と見ているんだろうけど、この供述内容では微妙」と述べた。

   妻VS警察の色合いが濃い。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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