「スパモニ情報局」コーナーの冒頭にソフトクリームが映った。小木逸平アナが「これは次のニュースということで」と、別の話に入る。これが実は前ふりだった。
数分間別のニュースを流したあとも、ソフトクリームは溶けないでそのままだった。
「これまでの常識を覆す革命的なソフトクリームなんです」
そう、溶けない「マジカル・ソフトクリーム 350円」
これは東名高速の港北パーキングエリアで、きのう(12日)から売り出された。普通のソフトクリームは3分で溶け始め、30分たったときは形が崩れてしまったが、マジカルはほぼ元のまま。
「秘密はこの食材にあります」と小木が見せたのは、なにやら白い御飯のようなもの。これが「おから」。製造者は「おからをペースト上にしたものに、企業秘密の食材を加えました」という説明だけで、「菌が発酵すると溶けないのです」と詳しく教えてくれない
プリンのような、シュークリームのような
「へーぇ」と驚くスタジオにこのソフトクリームがズラリと並んだ。
「では試食を」
長嶋一茂は「胃の中での消化は保証されてるんですか」と意外に疑り深い。「大丈夫ですよ」と小木。「ただ、食べたスタッフは、ちょっと(腹に)残る感じがあると言ってました」
赤江珠緒キャスターもおそるおそるという感じで手を伸ばした。ひと口なめて、「ソフトクリームという感じじゃないですね。プリンというか……」
長嶋「シュークリームのクリームみたいな」
コメンテーターの木場弘子も「粉っぽいね。おいしい、でも」
なんだかんだ言いながら、みなペロペロ、パクパク。
小木「これは1時間ほど前に作ってもらったものです。で、(企業秘密の)もうひとつの食材もヘルシーなものだそうです」
このメーカーの次なる計画は、温かいソフトクリームなんだとか。
赤江「中がどんどん冷たくなっている。面白い」
とにかく、子どもにはいいだろうね。ソフトクリームはベチョベチョと半分くらいは溶けちゃうのが当たり前だから。