週末の静かな住宅街をノロノロ運転でスピーカーのボリュームいっぱいに上げながら流す軽トラックの廃品回収車。
騒音迷惑この上ない業者が最近目立つが、さらに悪質な廃品回収業者が11日に警察の家宅捜索を受けた。大竹真アナが「NEWSッス」で取り上げた。
女性と見るや自転車1台で2万2500円
千葉県警が家宅捜索したのは「グローバルマネジメント」の千葉支店。『再生工房』の通称名をもつ同支店の本社は藤沢市にあり、全国に16支店をもっている。
容疑は今年5月、千葉県内の女性がこの業者に自転車の回収を依頼したところ、回収作業を終えた業者から代金2万2500円を請求された。
高過ぎるのでキャンセルしようとしたところ、業者は「キャンセル料は料金の35%だ」と強い口調で迫ったという。結局、女性はキャンセル代として9000円を支払わされた。
他にもグローバルマネジメントは、回収依頼していない物まで勝手に積み込んで高額料金を請求したり、積み込んだ品を返すよう要求しても応じないなど、全国でトラブルが頻発。消費者庁が6か月間の一部業務停止を命じていた。
消費者庁は「最初に必ず代金の提示を求めること。無料をうたっている場合は絶対に代金を支払わないこと」と呼び掛けている。
司会の加藤浩次「もめたときはどうするの」
大竹「やはり警察に電話して下さい」
タダより高いものはない。多少お金がかかっても自治体の粗大ゴミ回収が安心、安全ということである。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト