「スッキリ!!」もお盆休みの態勢に入ったのだろう。過去に公開されたホラー映画の恐怖度ベスト5というひまネタで軽く流した。「街の200人が選ぶホラー映画ランキング」に司会の加藤浩次が「いいですね~」
出演者が次々怪死したあの映画
まず下から5位は、悪霊が取りついた新築の家で家族が巻き込まれる超常現象を描いた『ポルターガイスト』(1980年~)。でも、映画公開後に出演者に起こった現象はもっと怖~い。
長女・ダナ役のドミニク・ダンは交際相手に殺害され、主役のキャロル・アンを演じたベサー・オルークは、続編の「ポルターガイスト3」の撮影直後に原因不明の病気で急死している。
さらに、続編に出演した牧師役や祈祷師役の俳優も相次いで急死しており、「ポルターガイストの呪い」と言われているという。
第4位は、悪魔の子・ダミアンの周りで次々起こる謎の死、オカルトホラー3部作『オーメン』(1976年~)。ダミアンを演じたハーヴィー・スティーヴンスも今年39歳。俳優を続けており、06年公開の『オーメン666』にも出演している。
第3位は殺人鬼の魂が乗り移った人形が人々を襲う『チャイルド・プレイ』(1988年~)。シリーズ5作目では、妻と子供に囲まれた殺人鬼の人形。左手首内側に、なんと「MADE IN JAPAN」の文字が。悪魔のファミリー人形は日本製だったのだ。
1位はやっぱりあれでしょう
第2位は、あのホッケーマスクのジェイソンが登場する『13日の金曜日』。シリーズ11作でジェイソンが殺した人は100人以上というから映画史上最悪の殺人鬼。
そして第1位は、実話をもとに作られたという12歳の少女に悪魔が取りついた『エクソシスト』(1974年~)。「映画より怖い」と出演者を震え上がらせたのは、監督の演出方法。リアルさを追求するため、転倒シーンでは女優の足をワイヤーで思いきり引っ張り、転倒した女優は背骨を負傷。悪魔に挑む牧師の吐く息が白く凍って見えるシーンでは、実際に冷凍倉庫に中でセットを組んで行われた。また、張り詰めた緊張感を出すため、監督はスタジオ内で拳銃を発砲し、出演者を脅しながら撮影したという。
タレントのはるな愛が「怖~い」とひと言。ただ、これ古いものばかり。最近お目にかからないのは、現実起きている事件や天変地異のほうが作りものよりもっと怖~いから??