MCみのもんたが「ビックリした」と繰り返す。複数のスポーツ紙が「松井秀喜 今オフ エンゼルス退団」と報じたのだ。井上貴博アナが伝える内容は――
8月の松井は打率が0割7分1厘、ホームランも打点もなしという極度の不振。これまで相手が右ピッチャーの試合では先発に名を連ねていたが、きのう(日本時間8月9日)はそれもとうとう外され、ベンチを温めた。球団は年齢的衰えも顕著と判断、残り試合も松井の出番は激減、退団に追い込まれかねない。
スタメン落ち「仕方ない」
みのは「36歳、まだ頑張んなきゃ」と言い、「メジャー8年目、これからまだまだ頑張ってもらいたい」と井上も話すが、よほど巻き返さないと、厳しいだろう。
1年契約とはいえ、5億円を超す年俸で鳴りもの入りのエンゼルス入団だった。シーズン当初こそ好調で、チームの勝利に貢献した。が、それ以降、期待に応える活躍はほとんどできていない。
きのうのスタメン落ちは、松井にとってもショックだったようで、「仕方ない」と落ち込んでいたらしい。それにしても、こんなに急激に衰えるものだろうか。昨年のワールドシリーズMVPが最後の光芒だったとすれば、さびしい。ゴジラにはぜひ蘇ってほしいものだ。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト