「みんな辞任だと思って、行ったワケでしょ」と司会の小倉智昭。「私も思わず『辞任』と勇み足(のリポート)してしまった。本当に驚いた」とリポーターの横野レイコ。
いま辞めたらカッコ悪いから…
日本相撲協会の武蔵川理事長が昨日の緊急理事会を経て、会見で辞意表明をするはず――が、一転、続投宣言。辞任報道はなんだったのか。横野が陸奥広報部長に聞いたところ、内部では辞任などという話はまったくなかったという。誰かが勘違いしたのだろうか。
ただし続投といっても、一時的な、あるいは期限付きのものではないかとの報道が出ている。
「私もじつは今月中に辞めると思ってる」と横野。12日に外部委員会による協会改革の最終案が発表される。改革の道筋をつけるのが責任の取り方とつねづね公言してきた理事長だけに、発表を受けてから辞任の運びとなるしい。
「いま(発表前に)辞めたらカッコ悪い。やったほうがいいですよという声もあった」(横野)
「最近の相撲は、土俵は外国人力士ばかりでちっともおもしろくないが、相撲協会は相当おもしろいですね」と、オグラはこの騒動を堪能したご様子だった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト