キャスターの赤江珠緒が群馬県みなかみ町へ出かけた。ここに外国人が年間4000人もやって来るのだという。温泉で知られた町だが、それだけではなさそうだ。いったい何があるのか。じゃじゃ馬赤江お得意の突撃レポートだ。
赤江珠緒「キャニオニング」挑戦
「CANYONS ADVENTURE CENTER」という看板の下に、外国人が大勢いた。新しいスポーツ「キャニオニング」をするのだという。キャニオニンッグってなんだ?
マイク・ハリス社長が「いま一番人気。滝に飛び込んだり、滑り降りたりする」と説明するが、赤江は「イメージが湧かない」と言いながらも、そのスタイルになった。
ヘルメット、ウエットスーツ、ショックを和らげるジャケット、特別のシューズ…。かなりの重装備である。スタート地点には同じ格好の外国人がいっぱい。
「日本じゃないみたいです」と赤江。
全長300メートルの渓谷を、流れに任せておよそ1時間半かけて下るという冒険。世界キャニオニング協会認定のプロが指導にあたる。
ひとりまたひとりと、流れに乗って流れていく。はじめは「怖いよー」なんていっていた赤江だが、すぐに「ウワー気持ちいい」。ところが、20メートルの滝の上へ出た。ここを、ロープに支えられながらだが、落ちていくのだ。
「滝は見るだけでいい。なんでこんなに盛り上がってるんだぁ。怖い。もう順番が来ちゃうー」なんて言っているが、尻込みしないのが赤江の真骨頂。飛び出して、途中で1度ひっかかったが、そのままドッポーン。いや、豪快、豪快。
「ミノムシみたいになった。気持ちいい」
宝川温泉も外国人シフト
お次は5メートルの滝にフリーで突っ込む。まず頭からドッポーン。ビデオを見ていたスタジオの男性陣も「オーッ」。次の飛び降りはちょっと尻込みしたが、えいやっでやっつけ、最後は背面で頭から飛び込んでみせた。
去年は1万人以上が来たが、ねんざなど軽症のけがが数件あっただけだそうだ。リピーターも多く年間10%ずつ増えているという。
みなかみ町には旅館を始めた外国人もいて、近くの老舗の宝川温泉までが外国人客にシフトしはじめていた。団体客の減少で元気のなかった町に、外国パワーがカツをいれた形だ。
作家の若一光司「水上温泉は知っているが、意外な展開ですね」
赤江「日本人には思いつかない発想ですね。がぶがぶ水を飲みましたが、水に流れる木の葉の気分」(笑い)
これ、上級者コースだったのだそうだ。さすが赤江。パチパチ。