小沢欠席、菅ボコボコそんなことやってる場合か!?民主党両院総会

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   参院選での大敗を総括する民主党の両院議員総会がきのう(29日)開かれた。唐突に「消費税」を口走った菅代表に非難が集中したが、選挙でこれを批判して「足を引っ張って」歩いた小沢前幹事長の姿はなかった。

姿見せず恐怖心煽る思惑

   菅代表は冒頭、「わたしの消費税をめぐる不用意な発言で、重い厳しい選挙を強いられたことをお詫びします。財政健全化の必要を強く感じていたために、前のめりになった」と発言。総括文書でも「消費税」が敗因とした。

   これに対して、親小沢の議員たちが執行部の責任を追及した。「幹事長、選対委員長は当然。菅総理自ら責任を取るべき」「執行部は責任を取る係」「いまの内閣は死に体といわれてる」「いつから北朝鮮になった」「多くの仲間が残念なことになった。44名は大惨敗」などなど。

   「辞めること自体が無責任。菅政権はまだ何もはじまっていない」「日数も経っていない。執行部を支えていかないといけない」と擁護するのは少数だった。執行部はひたすら低姿勢で、最後に菅代表が「この立場で頑張らせていただく」と、9月の代表選出馬の意向を明らかにした。

   しかし、小沢派(嫌な言葉だね)が、いろいろ画策するのは見え見えだ。ただ当人が出ないとなると、さて、いい玉がいない。前原、岡田グループは菅支持を表明している。

   そんななか、当の小沢は「政治、行政改革が後戻りしている」と不満を漏らしていたという。これも側近の口から伝えられる、いつものことだ。

   司会のみのもんた「なんで小沢さんは出てこないの?」

   与良正男(毎日新聞社論説副委員長)「おそらく『静かにして』といわれてるから、というでしょう。でも、この光景をなんべん見たか。いつものことですよ。なんで繰り返すのか。
   総会でハイと手をあげて言えばいいのにね。逆にいうと、出てこないことで小沢さんが何を考えているのか、という恐怖心を煽るんですよ。何度も言いますけど、敗因は消費税だけですか」

   池田健三郎(政策アナリスト)「消費税だけで終わったら、国民は納得いかないですよ」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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