トップは「桑田佳祐(54)食道がんで活動休止」。MC加藤浩次が「驚いた」と言うように、ショックを受けた人が多かったに違いない。「四六時中音楽主義宣言」なる桑田流マニフェストを掲げて精力的に活動しようとした矢先のことで、所属する芸能プロダクション「アミューズ」の株価が下がったと伝えられる。
3か月から半年の治療
事務所の発表によると、定期健診で発見され、早期のようだ。テリー伊藤が「2007年にお姉さんをがんで亡くしている。そういう意味で健康管理をしっかりしていたと思う」と解説を入れる。
治療法は開腹手術、内視鏡手術、抗がん剤投与、放射線治療の4つ。がんセンター中央病院医師の話では、開腹手術は過大な手術なのでリスクが大きく、抗がん剤、放射線だと食道は温存できるが、治癒率は劣り再発の可能性が高い。
番組によれば、桑田本人は開腹手術を選んだそうだ。歌声が心配されるが、「声帯への影響はないが、一時的に声がかすれることはある」(がんセンター医師)とのこと。
手術後、3か月から半年の治療が必要で、10月に予定されていたソロアルバムの発売は延期、ソロツアーはキャンセルになったという。
日本の音楽シーンの中心で活躍しているだけに、元気なあれこれの場面が思いだされる。
「特別な人。それぞれの世代にとっての青春を歌ってくれている」(テリー)
早期の回復を祈りたい。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト