「検診の結果、昨日(28日)、初期の食道がんを患っていることが判明しました」
所属事務所が発表した桑田佳祐(54)の食道がんに皆が驚いた。がんは初期段階で、来月手術をするという以外に詳しい情報はないが、番組は独特な歌声に影響はないのか探った。
胃がん・大腸がんより若干たち悪い
まず食道がんとはから。語るのは慶応大医学部収容センターの矢作正久医師だ。
「食道がんはわりと進行が早くて、リンパ節に転移も多いということで、胃がんや大腸がんに比べ若干たちの悪いがんといえます」
桑田は「初期段階で発見されたので、内視鏡でその部分を切除すれば再発もなく治る状態」という。手術も1時間で終わり、1週間ほどで退院、6~8週間で食道の傷は完治するという。
声に影響が残るかどうかの心配は、「がんができた場所による。のどのすぐ下だと若干影響が残るが、(腹に近い)下の方なら影響はない」と言う。
初期段階では自覚症状がまったくない食道がんは発見され難いと言われている。桑田が初期段階で発見されたのは、56歳でがんで亡くなった姉の影響が大きい。桑田は半年に1度きちっと検診を受けていたからで、今回その検診が幸いしたようだ。
タレントの眞鍋かをり「最強のお医者さんが付いていると聞いていますので心強い。安心感があります」。
31日にはラジオを通じて桑田自身がファンに話をすることになっているという。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト