来たる大相撲の秋場所について、番組が相撲ジャーナリストの中澤潔に聞いたところ、「昭和7年以来の非常におもしろい場所」になるらしい。
なんとなれば、賭博で全休した7人は十両に降格予定。さて、下位で負け越した2人も加えて、最大で幕内9人が入れ替わるという。これは春秋園事件を受けて30人近くが脱退した昭和7年以来のことなんだそうな。
幕内9人が十両降格
コメンテイターの鳥越俊太郎は「全員? 全員下がるの? 豪栄道も!?」と、小木逸平アナの進行をさまたげて、質問しつづける。司会者がコメンテイターにしつこく質問する番組はよくあるが、この番組では逆。このごろ小木は、そんな鳥越に迷惑そうな様子を露骨に見せてる気がしないでもない。
さて、幕内から7人もが実力以外の理由で一気にいなくなれば、レベル低下が心配なはず。だが、小木が中澤説を受けて曰くに、「いままでにない、見たこともない面白い取り組みが楽しめる」とのこと。
モノは言いようというか、テレビは「おもしろい」話を流しがちでなので、あまり真に受けないでください。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト