「これワニっぽくない?」とリポーターの長谷川豊が、長崎県諫早湾で起きているワニ騒動を取り上げた。3匹が確認され、そのうちの1匹が写真に撮られた。なるほど海面上に目と長い鼻を出している姿はワニっぽい。
放っとけないと、「注意」の看板や鶏肉を入れたオリまで設置して捜索中だ。
海面上に目と長い鼻
「とくダネ!」取材班も現地に飛んでワニ探し。ワニの影に怯えながら、だだっ広い草はらで石をワニに間違えたり、海面に浮かぶウキをワニに間違えたりで、3時間余りで捜索断念。
近所の住民に様子を聞くと、「そんなに怖くないというか、実際この川にはスッポンとかいるので」と、スッポンの見間違えと言わんばかりの答えが返ってきた。
そこで、取材班はワニとおぼしき写真を爬虫類研究家に見てもらうと…
「爬虫類をちゃんと分かっている人間が見ると、これはスッポンですね。ワニじゃない。鼻がスッポンの特徴である、ラッパ状に前のほうに開いている。99%スッポンです」
念のためにスッポン料理30年の店主に同じ写真を見てもらうと、今度は「これはスッポンじゃない。どう見てもワニですよ。いまスッポンを見せますから」と持ってきたスッポンの鼻を見ると、かなり短い。
いったいどっちがなのか。
笠井信輔アナ「爬虫類の専門家の方は、スッポン屋さんに(スッポンじゃないと)言われて絶対に収まらない。いろいろ反論があると思いますよ」
長崎は今日もワニ騒動が続いている。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト