「ワンちゃん映画」テレビ東京系で夏休み連発

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   くそ暑い夏はペットで癒されようというのか、8月は犬が主役の映画がテレビ地上波、BSに目白押しだ。まず、ディズニーアニメの名作「101匹わんちゃん大行進」の実写版「101」(テレビ朝日系8月1日)。白と黒のブチが特徴のダルメシアンの子犬が101匹も走り回るスピード感あふれる映像の楽しさだけでなく、飼い主同士の恋愛ドラマになっているのがみそだ。

   同様にコミカル系は「ビンゴ!」(テレビ東京系8月11日)、「わんぱくバディーズ ダイヤ泥棒をやっつけろ!」(テレビ東京系8月12日)で、いずれも少年と犬の友情物語で、犬のロードムービーだったり、宝石泥棒を向こうに回して大活躍と、これまた肩が凝らない。

   一方、観客を泣かせるなら子供か動物映画のセオリー通り、ボロボロ泣かせますというのが「クイール」(テレビ東京系8月8日)。べストセラー小説を原作に、1匹の盲導犬の生涯を描いた有名な感動作だ。同じく、犬の一生が飼い主のわがままにもかかわらず、健気に描かれる「犬と私の10の約束」(BSジャパン8月10日)。犬との10の約束は人間の傲慢さを静かに突いていて、犬好きでなくても、思わず「すまない!」という気持ちにさせられる。

   このほか、「マリリンに逢いたい」(テレビ東京系8月10日)も放送される。「101」以外はすべてテレビ東京系というのも面白い。地味だが、確実に一定の視聴者がいるところを狙う同局の編成方針らしい。(テレビウォッチ編集部)

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