「若いもんには負けないよ」と言ったかどうか、100歳を超える超高齢出産が相次いでいるという話題を取り上げた。
といっても動物の世界の話。愛媛県砥部町の県立とべ動物園で今月上旬、人間でいえば100歳になるカンガルーのブティーおばあちゃん(12)が出産、白内障を患いながら、現在子育て奮闘中という。
カンガルー、キリン
全国のカンガルーの繁殖を管理する横浜市立金沢動物園の担当者は、「繁殖のピークは5歳から6歳が一番いい時期で、12歳はかなり高齢」という。
さらに驚くことには、このブティーおばあちゃんが過去最高齢の出産記録ではない。この金沢動物園では今年1月に出産したリコおばあちゃんは14歳がいる。
そこで調べると、沖縄こどもの国動物園ではキリンのタカコおばあちゃんが、人間でいえば112歳に相当する28歳で07年に出産していた。
おそらく、タカコおばあちゃんが過去最高の出産記録と見られるが、スタジオから次のような発言が飛び出した。
「高齢で出産うんぬんもすごいけど、年上の女の人にアプローチしたオスが偉い。若きゃいいってもんじゃないですよ」
女優の高木美保のこの発言に、笠井信輔アナが「あぁ、そうだね」と感嘆の声をあげた。 医学の進歩で人間の世界でもいずれはありうるのかもしれないが、その前に後期高齢者などとレッテル貼られては、そんな元気はでない。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト