「奇抜なアイデアで不況を勝ち抜く立ち食いそばチェーン」(赤江珠緒キャスター)と番組が紹介するのは「富士そば」。
最近のスパモニでは、かつての「オドロキの~」という常套句が影を潜め、「奇抜」だとか他の言葉に言い換えが進んでるようで、少々さびしい。当欄では追悼の意も込めて「オドロキ」を多用していく。閑話休題。
パスタがヒント
このチェーンでは、店員の発案したオドロキのメニューを次々と採用するという。以前「たこ焼きそば」なるメニューを出したこともあり、「結構売れた」(社長)。
この夏のイチ押しは、オドロキの「冷しつけトマトそば」。元バリバリのハードロッカーである東京・市ヶ谷店店長が、イタリアンのパスタをヒントに考案したそうな。「6月は冷たいそばのなかで一番売れた」(店長)という「人気」メニューだ。
一見すると普通のソバのようだが、ガラスのおちょこに入ってるのがオドロキの真っ赤なトマトつけ汁である。スタジオで試食したコメンテーターの鳥越俊太郎には「夏にはトマト味がさわやかでいいわ」と好評。鳥越はその後コーナーの間中食べ続けていた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト