参院当選組 6日間で7月分歳費230万円丸取り

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   昨年の衆院選のときも話題になった議員歳費の計算の仕方。あの時は8月30日、31日の2日間で丸々1か月分とはーーといわれたのだが、今回参院選で当選した議員は、7月は任期の始まる26日から6日間で1か月分約230万円を受け取ることになる。

   「朝ズバッ」の計算では、7月分の新人議員55人の歳費の合計は、約1億2600万円だが、これが日割り計算なら約2400万円で済む。また、落選した議員も25日間で満額だから、これも日割りにすれば、総額で1億1600万円の削減になるという。

返納は寄付行為

   参院選では多くの政党がマニフェストで「自らの身を削る」といっていたはず。この手の話は、みのもんたのお得意だ。

「許せないと思う人は多いでしょうね。これが民間の会社だったら経営が成り立ちません」

   北川正恭(元三重県知事)は「自ら身を削るというんなら、返納するとかの努力をみせないと。辞めたら気楽なもんで、どうも」(笑い)と頭を下げた。

   高木美也子(日大教授)「ちゃんとやってくれれば、どこの党が、と国民は見てるわけですからね」

   北川「これは本当に仕分けしたらいい」

   みのは「そうですね、自らをね。だから新人の議員さんなんてのは、やってくださいよ。わかりやすいんだから」と別のフリップを持ち出した。「消費税論議の前に」とある。

◆議員定数の削減◆豪華過ぎ?新議員会館 ◆JRの無料パス◆文書通信交通滞在費(月額100万円、領収書いらず)

   みの「新議員会館は取材に行くことにしました。浴衣を着て」(笑い)

   さらに、「100万円のお金を使って、領収書はいらねぇよって、われわれの税金の使い道ですよ」

   久保田智子アナが「返納は寄付行為にあたるというんですが……」

   みの「そんなくだらない理屈いうんじゃないよ」

   北川「寄付行為ということで逃げてきたんですが、マニフェストに書いた政党があるんだから、みんなで法改正すれば寄付行為にならなくなる」

   みの「法改正やろうと思えばできるじゃない」はよかったが、時間切れ直前に「で、どこへ寄付したことになるの?」は、なんとも締まらなかった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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