ぎりぎり名古屋場所がスタートしたというのに、またまた野球賭博疑惑。今日(14日)発売の「週刊新潮」が、佐ノ山親方(元大関千代大海)が関わったと書いたという。本当なら名古屋場所はもちろん、相撲自体が間違いなく吹っ飛ぶ。
「野球賭博と通販カジノ」というのだが、佐ノ山親方はきのう、名古屋で記者たちに「こんなものねつ造だ。話にならない」といっている。
野球賭博と通販カジノ
週刊新潮からは事前に相撲協会にこの旨が伝えられており、協会も当人に確認をとったが、「関わったことはない」と否定したという。ただ、親方は前回の協会の調査では上申書を出していなかった。
協会は簡単な声明を出して否定したが、16日に特別調査委員会を開いて、再度調査するという。また、改革とガバナンスのために作った独立委員会も開いて、この問題を協議するという。
協会の声明の最後に「このような報道があることはきわめて遺憾であります」とあった。妙な言い方だ。
司会のみのもんた「うみを出し切ったはずでしょう。外部から人が入るまでして。力士、親方がこれだけ処分されて」
片山善博(前鳥取県知事)「黒白つけなきゃいけない。親方も協会も司法の場で争う気があるかどうか」
内野雅一(週刊エコノミスト編集長)「最悪のパターンですよ。あとからポロポロってのは」
みのはカメラに向かって、「相撲協会の方ごらんになっていたら……、うみを出しきったんじゃなかったんですか、再調査とはどういうことですか、協会はオレたちがここまでやったのに何だと、怒っていいはず」
ところが、声明は「遺憾であります」。委員会を開きます、だ。
片山「憤るべきですね。身を処して再生の意味で名古屋場所をやったのが、全体が崩れちゃう。もしこれが事実だったら、まだゾロゾロ出てくるかもしれないとなる」
みの「協会の人たちはどんな気持ちなんだろう。あれだけやったんだから何だと、普通なら言わない?」
片山「でも、確信がもてない」。そうだ、そこなんだ。
みの「野球賭博の他になんだって?」
久保田智子「カジノだと週刊誌はいってます」
片山「ゲームセンターの遊びのカジノではないということですよね」
みの「そうですね。根が深くなってきました」
スタジオのだれも相撲界を信じていなかった。