<太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(日本テレビ系金曜夜)>ひさびさの放送となった今回の太田総理では、小さな国会は開かれず、ゲストの有識者がマニフェストのかわりに「こんなモノいらない!」と主張するという小手先で目先を変えた企画が登場した。
宴会30万円、優勝祝い500万円、高級外車
漫画家のやくみつるは「相撲界のご祝儀」を要らないと主張。とかく相撲といえばタニマチからのごっつぁんで有名だ。番組では、宴席に出席して30万円、優勝祝いで500万円、高級外車のプレゼント、部屋の土地・建物をまるごとタニマチに建ててもらったなどの、まことしやかなごっつぁん情報が紹介された。
税金はどうなってるのか、ごっつぁん体質の原因になってるのではないかと、やくは問題点を指摘する。一番は「怪しいカネ」が入ってる可能性だ。反社会的勢力、ヤミ社会、企業舎弟、フロント企業、このごろいろいろ呼び名はあるが、はやい話が暴力団関係である。
やくは「○○組からでございますとは言わないだろうが、形を変えてきている。グレーゾーンの支援者も多くいるだろうことは想像にかたくない」
野球賭博が大問題となってる昨今、暴力団関係とそれ以外の線引きができない以上、膿を出し切るためにも「相撲界のご祝儀はいらない」と拒否すべきだと言うんである。