解散・総選挙やるべきなのか…「ねじれ国会OK」は民意じゃない!?

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   菅総理は「消費税発言は説明不足だった」と反省し、枝野幹事長は「民意を真摯に受け止める」と元気がない。かくして民主党政権にとって厄介な「ねじれ国会」状況となった。これによって何が起こるか――。

国会運営がままならない

   「スッキリ!!」が話を聞いた政治評論家の有馬晴海は、「法案が1本も通らない可能性がある」として、「急いでどこかの政党と協議して合流しなければ国会運営はままならない」と言う。日大教授の岩井奉信は「法案が決まらなければ外国との約束ができなくなり、信用が失われる」と懸念する。

   ではどうすべきか。コメント陣の意見は分かれた。

   渡邉美樹(ワタミ会長)は明快だった。

「もう1回、国民に信を問うべき。民主党は前回衆院選のマニフェストを実行できていない。お互いマニフェストを出し合って、最後の選択をするために解散総選挙をするしかない」 

   香山リカ(精神科医)は「もう1回総選挙をやって時間とエネルギーを割くのは日本の体力だと厳しい」として、「有権者はこうなるのを分かって選択したわけだから、ねじれの重みを受け止めるべき」と述べる。

   司会のテリー伊藤「マニフェストを国民は信用しなくなっている。参院選の敗北に対して、民主党は責任をとろうとしない。トップの責任なわけだから解散総選挙すべき」と語った。 番組的には「解散」説が有力。だが、民主党のツートップは踏み切れまい。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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