「ニュース 目のつけドコロ」が「確率256分の1」という。何かというと、FIFAワールドカップの勝敗を占ったタコの「パウル君」の『戦績』。予選からのドイツの7試合と決勝戦の計8試合をズバリ的中、白か黒かを連続8回的中させる確率は256分の1というわけだ。
横浜ベイスターズvs広島カープ
ドイツのシーライフ水族館で飼育されている「パウル」は2歳のマダコ。いまや、世界一有名なタコになった。水族館は「トリックはない。国旗以外は全て同じ、エサも同じ」と言うが、なぜこんなに当たったのか。
奥平邦彦アナがあちこち聞き回ってわかったのは、かなりの学習能力があること、視覚は優れていること、白いものに興味を持つことくらいだ。色は識別できないらしいが、国旗の模様や形で選ぶのか。
奥平が築地の「まぐろ屋 斉藤水産」の斉藤善明社長を「優秀なタコいませんか」と訪ねると、「いますよ」ということで1匹借りて来た。「よっちゃんダコという」と社長。いや、自分の名前をとっただけだったが……。三浦半島でとれた2歳のメスだそうだ。
そのタコで何を占おうというのか。今日(13日)の横浜ベイスターズと広島カープの一戦。水槽に両チームのイラストを並べて、中に好物のハマグリを置いて「よっちゃん」を放した。
パウル君は占うのに70分くらいかかったというので、番組中は放置することになったが、みのもんたは「アッ、いま目が合った」なんてはしゃぐ。そして、午前8時29分、番組のエンディングになったが、「よっちゃん」はハマグリに手(足?)を出さない。ただ、カープよりのところでウニャウニャしている。結局、時間切れ。「よっちゃん」は占いはできないんじゃないの。