谷亮子ちょっぴりさみしそうに「公務を最優先していく」

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   参院選で乱立した(昔の名前の)タレント/スポーツ候補。読売巨人や体操、プロレスなどが相次いで討ち死にするなか、柔道金メダリストの谷亮子選手は強かった。そして、意気揚々とスタジオへ――。

スポーツ大臣になりたい

   「出馬されたときは驚いたんですが……」と赤江珠緒キャスター。だが、「大学生ぐらいから(政界進出を)考えていた」という本人にはしごく順当な行動だったらしい。その証拠のように出された2004年のVTRでは、すでに「スポーツ大臣になりたい」という野望を語っているのだった。

   今後に向けて――屈託なく政治目標を語る。柔道でオリンピックに出るときと同じ明るい笑顔である。スポーツ振興や支援。選手の競技生活後の保障、企業だけに頼らず、生涯を通じてできるスポーツ環境の整備云々。または「スポーツ大臣」に通じるスポーツ省を設立する。諸外国を見れば、130か国でスポーツ省が設立済みなんだそうな。

   一部で批判を浴びた(金メダル級)柔道選手との両立については「公務を最優先していく」。聞いたところ、政治活動に比重を移していくような口ぶりだったが、このときばかりは少々表情が曇っていた感もなきにしもあらずではあった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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