タコの「パウル君」ドイツ敗退も的中で「パエリアにしてしまえ!」

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   タコの「パウル君」が大きな注目を集めている。番組の大竹真リポーターによると、ドイツの水族館で飼われており、なぜかサッカー・ワールドカップのドイツ代表チームの勝敗を占う役目を仰せつかった。水槽の中に、ドイツと相手チーム双方の国旗が付いた2つのプラスチック・ケースが置かれ、遊泳するパウル君がどちらかのケースに入る。入った方の国が勝ちというわけである。準々決勝までの5試合すべてでドイツのケースに入り、ドイツは勝ち進んだ。国民を大喜びさせたことは言うまでもない。

さて、決勝戦はどっちのケースに?

   ところが、スペイン相手の準決勝の占いでは、あろうことかスペインのケースを選んでしまう。結果は1-0でスペインの勝ちで見事的中。悔しがるドイツのサッカーファンからは、「殺してしまえ」「パエリアにしろ」と怨嗟の声があふれた。

   大竹「6試合全部当てている。すごい」

   でも、どうしてスペインの方に入ったのだろう。飼育員がスペイン勝利を予想して、パウル君の好きなエサでも入れたのか。

   MC加藤浩次は「タコは何の気なしに入っているんだろうな」とつぶやき、テリー伊藤は「宝くじを占ってほしい」と、笑いに紛らせた。

   ドイツ-ウルグアイの3位決定戦だけでなく、スペイン-オランダの決勝も占うそうだ。

   これだけ話題になるタコも珍しい。「伝説のタコ」である。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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