とにかく中国人観光客が増え続けているらしい。番組は東京・新宿を訪れた観光客に同行、3丁目のマツキヨで買いあさる人たちに密着する。いろいろな健康食品、湿布薬、胃腸薬、化粧水、つけまつげ、ヘアカラーなんかを手当たり次第にカゴに入れていく感じ。数万円買う人はざら。銀聯カードというゴールドカードでの払いが多いようだ。「日本の品物は安全で、中国で買うより割安感がある」と彼らは話す。
「銀聯カードOK 中国語メニュー用意」(ワタミ会長)
日本政府は7月から中国に対するビザ発給基準を緩和した。これまでは年収320万円以上の富裕層に限定していたのを、犯罪歴がないこと、ゴールドカード所有を条件に、年収70万円程度の中間層にも発給するようになった。中間層に属する人は3~4億人とのこと。日本にやってくる中国人観光客は激増するかもしれないというわけである。
コメンテーターの渡邉美樹(ワタミ会長)は「観光立国を目指すなら中国人のお客さんはほしい。日本はいま年間700万人しか来ていない。1位のフランスは7000万人。まだまだ開拓の余地がある。官民一体で、たとえばワタミでは中国語のメニューも用意しているし、銀聯カードも入れた。国をあげて歓迎した方がいい」と述べた。
これで反日感情が緩和されれば幸いなのだが……。
文
アレマ