野球賭博の処分をめぐって貴乃花親方が出した退職願いは、理事の辞職ではなく廃業の意味だった。これは村山理事長代行が受理しなかったというが、意味がいまひとつわからない。
貴乃花親方は「理事会の話はできない」と口を閉ざす。スポニチが「貴乃花翻意の真相」を伝えたが、司会のみのもんたは「宮内さんに聞いちゃった」という。
貴乃花翻意の舞台裏
井上貴博アナが「聞いちゃいました?」
みのはうれしそうに「他のスポーツ紙に出てないでしょう」
記事によると、貴乃花が責任のとり方を変えたのだという。そのスポニチの編集担当・宮内正英が解説した。
解雇された大嶽親方と大関琴光喜、重い処分の出た阿武松部屋、いずれも貴乃花につながる人脈だ。そこで、貴は責任をとって辞めるといったのだが、武蔵川理事長や村山代行から「君はこの世界の宝なんだから」と説得されて退職願は返された。
宮内「彼としてはけじめをつけたかった。そこで今度は、弟子を育てることで責任をはたすことにした」
これまでに伝えられたところでは、理事会でははじめ、大嶽、阿武松両部屋を潰して、力士を貴乃花が引き受けるかという話になったらしい。しかし、貴乃花は「手一杯だから」と断ったという。武蔵川理事長とは「(理事選で)1票入れてくれてるじゃないか」などというやりとりもあったらしい。退職願はそのあとのことで、貴乃花が思い詰めていたことがわかる。さいわい大嶽、阿武松とも継承が認められた。
みの「けじめをつけたかったんだ」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト