サッカーW杯。本当に面白いのはここからといわれた8強の激突はその通りになった。番組はそ試合を振り返った。
オランダvsブラジル戦はブラジルがオランダの猛攻になすすべがなく去り、日本を破ったパラグアイvsスペイン戦は激闘の末スペインが60年ぶりにベスト4進出。
圧巻だったのはドイツvsアルゼンチン戦。攻守にバランスの取れたドイツが4得点をあげ、マラドーナ率いるアルゼンチンに1点も許さなかった。延長戦にもつれ込んだガーナvsウルグアイ戦は、ガーナのヘディングシュートをウルグアイがハンドで弾き飛ばし、このPKをガーナがクロスバーに当てて結局ウルグアイが4強進出へ。
キャスターの小倉智昭は「ボクは決勝はドイツvsオランダの試合を見たいんです。最終的にはドイツを応援しますけど」
その小倉が番組のオープニングで、スポーツ紙に掲載された次期日本代表監督の話題を取り上げた。
ロンドン五輪と兼任
日本サッカー協会の犬飼基昭会長は次期監督はロンドン五輪(2012年)を目指す五輪監督を兼任させる意向を明らかにしている。兼任はトルシエ監督以来、その時も16強入りを果たしている。狙いはMF本田ら5人は北京五輪経験者だったように、若いときから一貫して指導すれば大きなプラスになるというもの。
小倉は「当然と言えば当然」としながらも、「岡田監督は大会前に『辞めろコール』がかなり新聞の見出しになったが、『辞めないで下さいコール』はあんまり新聞に載らないね。
ご本人がやらないと言っているからかもしれないが、ボクは沸き上がってもいいように思うのですけど」と、マスコミにちょっぴり不満げだ。
こんどこそ8強進出というファンの願いに応えるのは誰か。次期監督をめぐる人選に注目……。