大勢のファンの出迎えを受けて帰国し、会見に臨んだサムライブルーの面々はいずれもベスト16の成績に満足していなかった。
「予定より少し早い帰国になってしまった」(岡田武史監督)
「達成感というより残念な気持ちの方が強い」(本田圭佑)
そして早くも次のブラジル大会を目指す。
「この悔しさは次の大会につながって行くと思う」(川島永嗣)
「これに満足することなく、もっと練習をして、もっと世界に近づかなければ」(中澤佑二)
世界レベルと戦える自信を得たワールドカップだったといえそうだ。
日本代表4000人出迎え
テリー伊藤によれば、空港で大会前に日本代表を送ったのは100人、出迎えたのは4000人だという。
「だれが想像しましたか。岡田監督が笑顔を見せるなんて」(テリー)
やはり戦いは結果を残さないといけないようだ。
コメンテーターの八代英輝(弁護士)は「ふだんJリーグで厳しい試合を続けて行くことが日本のサッカーを世界レベルに近づける、と岡田監督が言っていた。そのとおりだと思う」と、Jリーグに注文をつけた。
すでに海外でプレーしている本田、長谷部誠、松井大輔らはもちろん、今回、活躍した川島、長友佑都もヨーロッパのチームが狙っているらしい。Jリーグが彼らみたいな魅力的な選手を輩出できれば、ブラジル大会への展望も開けよう。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト