岡田ジャパンはベスト8に残れなかった。きのうは「3-0で日本が勝つ」と期待していたみのもんただったが、スペイン・ポルトガル戦のレビューを見て、「すげぇ。やっぱり世界の壁、厚いわ」とあらためて感心。スペインのシュートはことごとく枠をとらえていた。
ラモス「足りなかったのはゴールだけ」
解説のラモス瑠偉に高畑百合子アナが「日本は何が欠けてたんですか」と聞いた。
「ゴールです」
惜しかったのは、前半、松井からのパスを本田が蹴った1本。余裕のある状況だったが、左にそれた。ラモスも「惜しかった。これが決まっていたら、試合の流れが変わっていたかもしれない」と言う。
たしかに、日本のシュートはゴール枠をとらえられないことが多かった。松井のミドルシュートがいい線いっていたが、バーに当たった。一方のパラグァイは、再三にわたって日本ゴールを脅かし、中澤、闘莉王、川島らが必死に防戦した。後半と延長には、パラグアイの攻勢が続いたが守りきった。
PK戦で敗れたあと、セーブされて悲嘆にくれる駒野の肩を涙を流しながら松井が抱き、岡田監督がいたわる。これまでの日本代表にない空気だった。
みの「感動しました。チームが一丸となっているのがわかりました」
キャプテンの長谷部はじめ、選手も解説者も口々にチームワークのよさをあげた。それも、試合ごとによくなっていたという。
岡田監督は「これだけ頑張ったんだから勝たせてやりたかったが、私の力がちょっと足りなかったかな。まだまだ力が……。そんな簡単じゃないよと言われているということだと思う」と、相変わらずクール。
番組は「8時またぎ」だけでも40分にわたって選手の家族・関係者などを引っ張り出した。最後に海外のメディアの論調で、フランスの「レキップ紙」が「退屈な試合だった」と書いたというので、みのが「失礼な。フランスはどうだったのよ」。これにはスタジオ中が大笑い。
みの「7月11日は大変な日になる。ワールドカップ決勝、名古屋場所の初日、参院選。寝てられないよー」